Macchin Weblog

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寒い

定期的にこの題の記事を書いている気がするけど・・・まあいいや。
今日はさすがに運転も慎重にした。駐車場に降りて歩くといきなり滑った。
車は4輪だからそれに助けられているのだと感じる。
オーバースピードは命取りだと心得よう。

だが,この天候になるまで,4年生の理科の単元「水のすがた」の
温度を下げる実験はとっておいた。正解だった。
ビーカーに積もった雪を入れ,塩水で冷やしていくと,マイナス11度まで下がった。
5分くらいで凍ってきた。やはり凍るという水の状態変化を見ると子どもたちも
しっかり興味を持ったようだった。ただ待っているだけではかわいそうなので
真っ白い校庭を走らせたり,サッカーボールを蹴ってみさせたりと,
雪が降ったときにしかできないことをたくさんさせてみた。
寒さを体で感じつつ,楽しく学ぶことができたのではないかと思う。
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Comments

r_mさん,コメントありがとうございます。いろいろとご経験なさっているんですね。小学校ではもう少し上の学年で鉄と酸化鉄の性質の違いを学習する部分がありますが,その延長でやってみるときっと理科好きを発掘できるような授業になりそうですね。
Macchin | 2008/01/19 08:28
 はい、鉄の専門ではないですが、25年前ころ、「高温の世界」でいろいろ雑用をしていたことがありました。
 正確には覚えていませんが、1200〜1300℃付近に臨界点があって、そこから、一気に固まると、さまざまな「鉄」になります。しかし、「一気」に冷やすのが難しい。じわじわと温度を下げたのでは、普通の鉄にしかなりません(当たり前か?) 自分の時代は、厚さを限りなく薄く、細くして、一気に冷やそうとしていましたが、投入エネルギーの割に、できる製品の量があまりに少なく、挫折。合金や、炭素繊維の方が効率的だと言うことになりました。
 さて、普通の設備でできる実験と言ったら、「焼き鈍し」「焼き入れ」でしょうか? 同じ材料(針金または極薄板状)でも、熱してゆっくりさましたものと、水で急冷した物では明らかに性質が違ってくるはずです。ただし、普通のガスバーナーでは温度が足りないかな〜
 何はともあれ、これからも子供たちに、良い発見の機会を与えてください! おおげさに言えば、日本の将来のために!?
r_m | 2008/01/18 00:25
r_mさん,コメントありがとうございます。もしかしてそちらがご専門ですか?小さいころに本物にふれるとそのインパクトは非常に強いでしょうね。ぜひ伝えていきたいと思います。これは実物があればよりいいですね。
Macchin | 2008/01/17 06:45
 零度で理科の体験ですか…素晴らしいですね。
 本当に、人は、「あるところで凍って、またあるところで沸騰する」という不思議な「水」のお陰で、ここまで生きて来れたのだと思えてなりません。
 通常は0度で凍って100度で沸騰するけれど、何かが混じると、ー20℃でも凍らない。また、圧力がかかると、800℃でも沸騰しない。その不思議さが、ここまで人類を育てたのでしょう……などと、高尚な事を思っています
 次は、是非子供たちに教えてあげてください。「君たちが、0℃で震えて、30度で汗をかくように、たとえば、同じ鉄でも、1200℃で固まった物と、1230℃で固まった物とでは、全く違った物になるんだよ。」
r_m | 2008/01/16 02:40

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