今日は校内研修に外部講師をお願いしての公開授業。
外部講師は附属小学校などの勤務が長く,算数に大変詳しい先生にお願いした。
面積の授業だった。自分も一生懸命教案づくりを手伝ったが,
実際にやってみなければ分からないことがたくさんあるなあ,と実感した。
一つ一つのパーツは正しい。これは間違いないし,そう確信してつくった。
しかし,45分という枠の中に納めて,なおかつ子ども達の達成感を狙うのならば,
どこを大切にするべきかというアドバイスを頂いた。
なるほど。そういうことだったのか!という気持ちの良さを感じていた。
やはりその道の達人に教えを請うてみるものだと感じた。
今日は娘の参観日。普段なかなかいけないので,思い切って休みを取った。
子ども達は皆おとなしく勉強していた。普段中学年で賑やかにやっているので,
妙におとなしく見えたが,これは落ち着いて学習していると見ることもできる。
参観授業終了後は救急法。勤務校でもやる予定だが,必要なことなので心して受ける。
学級懇談は嫁さんに頼んで娘を津山陸上競技場へ。7月にある大会へ向けて練習。
帰りにマックで夕食。
2月の筑波の研修会で聞いてきた言葉。実践を見て講評をされていた先生の造語。
意味するところは,
「人は喜びによって動く」であろう。
強制されても動くことは動く。しかしながら喜びは次の行動を自発的にする。
それを裏付ける出来事が今日2つもあった。それも自分自身に。
「先生,今まで国語や算数が時間が嫌だったけど,先生がしてくれる授業,とっても楽しいから,今はとっても楽しみになったよ!」
「先生,もしかして超能力を持ってる?今まであたると恥ずかしいから手を挙げられなかったけど,今はあててもらいたくなったよ。どんな超能力を使ったの?」
二人の女の子が給食前の時間の何気ない会話で話してくれた言葉。
別に自分の授業がいいことの自慢がしたいわけではなく,むしろ今の自分に
こんな風に言ってくれることが申し訳ないくらいなのだ。
自分はかなりいい加減な人間だと思っている。教材研究は大してやらない,
仕事も遅い,話は長いなど,足りないところを挙げるときりがない。
かなりの駄目教師っぷりで自分に嫌気が差すときもある。
そんな自分でもそんな風に思ってくれるなら,自分のできる範囲でがんばろうと
思わせてくれた。お世辞ではなく目を輝かせながら話してくれるこの子達に
少しでも良い授業をしてやりたい。子ども達に力をつけてやりたい。
今,自分はそんな思いになっている。つまり,動かされている。
放課後にはこんなこともあった。
同僚の先生と間近に迫った研究授業の準備をしていた。自分の仕事は
子どもの活動を支援する教材作成。その先生の要望通りの資料ができた。
それを見て満面の笑顔で握手を求められた。なんて気持ちがいいんだろう!
こうして喜んでもらえるからこそがんばれる。つまり,ここでも動かされている。
喜びは,次の喜びを求めるようになっているのだろう。
去年,震災が起こる前だが,自衛隊の方と話す機会があった。こんな言葉が
印象に残っている。
「私の幸せは国民の幸せです。」
この方もどこかで感謝をされたり,喜ばれたことが原動力となっているのだろう。
しっかり恩返しをしたいと強く思った。
今日は今年に入って珍しく大きな声で叱った。
今までも注意や普通に叱ることはあったが,少し気になったので叱ってみた。
叱ってみたと言うことだから実は冷静。計算しながら叱っている。
ちゃんと落としどころを考えてやってみた。
宿題をしてないのにノートだけ出していた。
なかなか宿題が出せない子なのだ。しかし,その習慣をつけずに後々困るのは,
その子なのだ。だから心に刻んで欲しいと願う。
こんなこともあった。
算数の計算でつまずきが見られる子。あまりにも合わないので答えを写して持ってきた。
普段はまじめなのだが,焦ったのだろう。明らかに繰り上がりの数字と矛盾している。
「これ,写さなかった?」
「いいえ,写してません。」
「だけど,この繰り上がりの数字だと,絶対この答えにならないよ。説明して。」
「…」
「ここまで来たらちゃんと言いなさい。先生はこれは写してると思うよ。」
「…写しました(泣)」
「こんなので丸しても先生ちっともうれしくないや。だから丸しないよ。」
とノートを丸せずに返した。
「間違えたのはちっとも悪いことじゃないよ。むしろ今間違うのはいいことなんだ。分からなければ勉強すればいいだけのこと。ずるしたら癖になるよ。あなたは勉強できるようになりたいの?それとも答えだけ合ってればいいの?」
気を取り直して休み時間にやり直しをしていた。次に持ってきたときには
いっぱいほめた。やはり失敗をしたあとのフォローは大切だと思うから。
この一件がその子を育てるのなら,むしろこの経験はよかったのだと思う。
小学校のうちにする間違いはむしろたくさんすべきだと思う。続かなければの話だが。
失敗のないように大人が先に手をさしのべることで,そつなくこなせるような
気がするかもしれないが,それは本当の姿ではない。
子どもが考えて選択できるように育ててやることこそ大切なのだと思っている
色々忙しいことはあるが,今日は割り切って友だちとD1に出かけた。
あいにくの雨模様だったが,それでも合間には路面も乾き,派手なタイヤスモークも
見ることができた。
どうもEOS kiss X4とシグマレンズの相性がよくないのか,ピントは今ひとつだが,
とりあえず掲載してみる。
今日は昼からある案件で現地に出向いて打ち合わせ。
参加者同士で意見が合わないことがあり,一触即発の雰囲気。まずい。
こうした問題に詳しい仕事をされていた方が話をまとめにかかる。
自分もとりあえず柔らかめに介入する。
予定したところまで話はまとまらなかったが,きちんとした筋に従って話が
できそうな雰囲気になってひとまず安心。
できればこうした雰囲気は勘弁願いたい。皆善くしたいという思いはすごく分かる。
ただ,それを自分のやり方で進めようとしている。
それぞれの思いが交錯するときは,事前の話し合いできちんと詰めておかなければ
ならないと思う。
話し合いの窓口は一本にすべきだ。
午後は配りもの。疲れた。
今週は全日出張が2日。結構ハードだ。
場所は吉永町。レガシィを車検に出しているために代車のマーチ1000で行く。
昨日もこの車だったが,通勤が厳しかった。岡山道経由で行くが,とりあえず
流れに乗るのがやっと。これは軽ターボのMRワゴンでも無かったこと。
ETCもないので,通勤時間帯割引もなく,さらに無料化の社会実験も終了しているので,
なんと2250円。ショックだった。
それはともかく肝心の研修。午前中2コマの授業公開を参観し,算数の分科会に出席。
1年生でもちゃんと足し算の増加と合併を分けて教えていた。分科会でもそのことに
ついて議論が行われた。結局分けて教えて統合していくという結果だったと思う。
最初は足し算として教え,あとから足し算の二つの意味を教えていくというのでは
だめなのかなと思った。
午後はパネルディスカッション。指導主事の先生の個性がよく表れた時間だったと思う。
参加者がそれほど多くなかったためか,指導主事の先生が名前を覚えて指名して
くれたのには参った。目が合うと振ってこられる。おかげで質問はしやすかった。
遠かったが,実りある研修だった。帰りは高速代を節約するのと,
上りで走らないストレスから逃れるため一般道を選択。iPhoneを頼りに帰るが,
マップファンアプリは圏外のところでも地図は表示するが,案内をしないので
1回間違えた。まあ,これもご愛敬。
レガシィを受け取りに車屋さんに行って,今度は津山へ。青年会の会議。
朝から晩まで濃密だった。
家に帰って何もできない日が続いている。
別に何かつらいことがあるわけでなく,ただ多忙感にさいなまれている。
どっちかといえば多忙感から逃れたいために止まっている感じか。
とはいえ自分のまわりでいろんなことが動いている。
MRワゴンの後継の車を今日決めた。少し提示した条件の金額を上回ったが,
走行距離が少なく状態がいいので納得して購入の意思を伝えた。
好きなことはするが,少しでもプレッシャーがかかることは後回しにしている。
まだまだ弱い。
色々な場面で??と思うことがある。
「○○だからできません」
「忙しいから」
「こんなに忙しいのに,どうしてこんなことしなきゃいけないの?」
自分も言っている言葉。本人的にはしたくないことの裏返しがこの言葉だと思う。
だが,すごく小さい組織にこれを言う人がいるとものすごく雰囲気を悪くする。
一生懸命正義感を装っても,「したくない,やりたくない」が透けて見えると,
たちまち薄っぺらさが露呈する。一生懸命やった上でできなかったのか,
それともやりたくないだけなのか。その差はあまりにも大きい。
「やる人」でありたいといつも思う。なかなかできないけれど。
PC関連 | 2011/06/21 火
23:26
教育の情報化,校務の情報化ならぬ生活の情報化のお手伝いをさせていただいた。
仲間の先生が車を買い換えられたので,それに合わせてメモリーナビの手配を
させていただいた。最初はHDDナビの予定だったが,予算の関係でメモリーナビに。
ご希望は車内でたくさん音楽を聴けること。HDDに音楽をため込む予定だったが,
ipodに音楽を入れればほぼ同様のことができて,ナビの画面でタッチすれば選曲できる。
このことを説明し,納得してもらった上で代理購入。
買ったまましまい込んでいたPCもこの時同時にセットアップし,itunesをインストール。
iPodもセットアップし,ナビ画面から操作できることを確認。
そのほかナビの説明も簡単に済ませて完了。
生活の情報化によって得られるものは大きい。
無くても死ぬほど困るものではないが,一度便利さを知ってしまうとなかなか戻れない。
便利とはそういうものなのだと思う。
今日は今シーズン初めての水泳指導。気温も十分。
体調の関係で入れない子もいたが,これも中学年ならではか。
3年生ということもあり,大プールに入れるときは注意を要する。
入れると思っていきなり水に入れて怖い思いをさせるとそのシーズンを
棒に振ってしまうことになるので,無理をさせない程度に大プールに慣れさせる。
最後に少しだけお楽しみの「自由」をして終了。
次からはもっと泳ぎへシフト。
標記の研修会に参加してきた。午前中は教育課程策定に関わった先生の講演。
生の話は趣旨が伝わりやすい。というか,大切にされていることがよくわかった。
午後は教科ごとの分科会。説明を受けた後,各自が作成した研究計画について検討。
同席した先生がとてもベテランの良さと雰囲気を持った先生で,意気投合。
「総合はやっぱり楽しくなきゃ。」
その通りだと思う。
今日は自分担当の法事がなかったので,家族3人で倉敷へ。
「星守る犬」を見た。
ネタバレになるので内容は控えるが,犬を飼っている人なら見る価値はあるかな。
構成的に過去の出来事と現在進んでいる様子を切り替えて映画は進んでいくのだが,
もっとスマートに見せられないかなあ,という印象を持った。
もちろんあくまで自分個人の印象。
帰宅して普段ほとんどしていない犬の世話や散歩をしてしまった。
犬の気持ちを考えさせられる作品。
今日は朝から法事1件。寺から15kmほど離れたお宅で読経の後,寺のそばの墓地まで戻る。
そのときに自分の車に乗り換えてお膳の席に参加させてもらう。
午後から不動講に参加するため。
会場に到着して,準備を行った後,護摩を修する様子を側で見せていただいた。
途中で百礼(ひゃくらい)といってお不動様に向かって礼拝(らいはい)を行う。
6月とはいえ暑い。かなり暑い。また,足がふらつくのが分かる。
とにかくスクワットのような運動になるので,100キロを超える体には非常につらい。
完全な運動不足の自分にとっては体に活を入れるよい機会だと思う。
とはいえ,終わったら足はぼろぼろ。修行が足りないということだ。
月曜日に出張でいないことを告げると,子どもから発せられた言葉。
なってうれしいことを言ってくれるんだ!と思ってよく聞いてみると,
「早くぷーるに入れないから。」
なるほど。そういうことね。
でも,かわいいことを言ってくれる。これも中学年担任のおもしろさ。
自分では結構厳しめだとは思っている。でも,やはりただ単にしごきではいけない。
やはり子どもが楽しく取り組めないと。その点ではまだまだ改良の余地あり。
子どもが楽しくなるために,自分のテンションを上げよう。
PC関連 | 2011/06/16 木
23:48
今使っているVAIOノートVGNーSZ75がそろそろメンテナンスの必要な時期を迎えている。
特に使えないわけではないが、元々vistaマシンに無理やり7をインストールしているものだから、
そろそろ7プリンストールモデルをと思っている。そうすればsz75は元のvista環境に戻してサブマシンにするもよし、安く人に譲るもよし。
だが、今回はMacbookAirを購入する予定なので、7マシン導入はもう少し先。
7マシンは実験用に台所においていたデスクトップマシンがあるので、それを活用しようか。
どんだけ?と思われそうだが、使える資産は使わないと。
どなたかsz75欲しい方,いませんか?
結構ハードに使ってますが、購入時の状態に戻した上で、4Gメモリでお渡しします。
校内研修で,気になる話題が出された。とてもショックなところもあった。
そこで,グループウェアにこんな記事を投げてみた。以下そのまま掲載。
(引用)
昨日の校内研修,様々なご意見ありがとうございました。ぜひ,ご紹介したい先生がいらっしゃいます。赤坂真二先生です。
赤坂先生は上越教育大学の准教授で,著書も多数出されています。去年は津山の放課後研修講座にお越しになり,エネルギッシュな講義に
目から鱗でした。この先生のblogにこんな記事がありました。
http://manabiai.g.hatena.ne.jp/shinji-akasaka/20110608#p2
ふざけているようで,「絆」づくりをされています。先生ももっと楽しんで絆づくりをすることが大切なのではないでしょうか。
そしてもう一つ。今度はまじめ。
http://manabiai.g.hatena.ne.jp/shinji-akasaka/20110524#p2
教師はどのようにして子どもを「聴かせる」のか。赤坂先生は「プレゼン力」と表現されています。
教師は子どもの前に立つ以上,子どもを引きつけて「聴かせる」べきだと考えます。
それは優しかろうと,怖かろうと,おもしろかろうと,ゆっくりであろうと,目の前の子どもを「ちゃんと聴かせられる」のであれば
それはいいと思うのです。けれども,そうでない場合,かわるべきは子どもではなく,教師の側だと思うのです。
私は常々,教育とは環境づくりではないかと思っています。
いくら優秀な子どもであっても,自らが環境を整える力はないと思うのです。
環境を整えられるのは我々大人しかいません。だから,少しでもよりよい環境をつくってやりたいと思うのです。
子どもが言うことをいかないのは「子どもが悪い」「保護者が悪い」というのはいくらでも言えます。
ですが,教室の環境をつくるのは我々教師です。教師の責任において,関わっている子ども達の
よりよい環境のために我々が変わる。勉強する。
指導のプロとして給料をもらう以上,そこは石にかじりついても持ち続けなければならない
「教師のプライド」であるべきだと思います。
生意気をいいました。ですが,やはり思っていることはきちんと表明するべきだと考え,発言させていただきました。
ご感想,お叱り,何でもお待ちしています。反響がないのが一番寂しいので。
だから,読んだらせめて「いいね」は押していただきますようお願いします。
最後にとどめの一撃。このエントリをどうぞ。
http://manabiai.g.hatena.ne.jp/shinji-akasaka/20110511#p1
赤坂先生のご著書,一度読んでみることをおすすめします。(私のロッカーの上に置いてあります。)
(引用終わり)
この思いをどれだけの先生が分かってくれるだろうか。
いや,分かってくれることを信じて書いたのだ。変化を期待しよう。
算数の教案づくりを手伝った。授業者の先生はとても熱心に勉強してこられていた。
時間的に大変だったろうに,きちんと指導案の形にしてくれていた。感謝。
今年の校内研修は算数で行う。それも言語活動。授業者の先生も自分も手探り。
自分が今の段階できちんと本が読めてないのは情けない。うまくアドバイスできず,
反省。もっと体系的に知識をつけて,情報提供できるようにしたい。
PC関連 | 2011/06/13 月
23:45
先日のWWDCでiOS5が発表された。iOSとは,iPadやiPhoneの基本ソフトのこと。
さながらAndoroid3.Xといった感じか。今自分のiPhoneやiPadではiOS4系が
動いている。iOS4になってから,マルチタスクやフォルダ機能といった,
今では当たり前に使っている機能が追加された。当然iOS5にも期待が集まる。
iOS4から200以上の機能追加がなされているというが,自分的にはAVRCPの
バージョンアップに期待している。これはBluetooth機器に曲情報を送れるという,
Bluetoothの機能拡張。これでどんなことが期待できるかというと,カーナビなどでコードレスにiPhoneがつなげるという可能性を示す。
実際にもうECLIPSEなどはBluetooth搭載携帯から音楽をコードレスで再生し,
曲名を表示している。問題は,プレイリストなども拾ってくれるのか否か。
おそらく'11モデルから各社Bluetooth搭載カーナビはこのiPhoneのアップデートに
追従してくるだろう。どんな対応の仕方をしてくれるのか楽しみ。
今日はうたかたりin善通寺に行くために予定を開けておいた。
本来は四国の親戚やお世話になっている方を連れて行くはずだったが,
連絡がつかなかったり,都合が悪いということで一人で行くことになった。
一人でもよかったのだが岡山に住む姉に声をかけてみた。
行くといったので岡山に寄ってから行くことに。道中は土砂降り。
だが,お昼になって少し小降りになった。
昼食は善通寺市では有名らしい「山下うどん」へ。食べログの地図を頼りに
行ってみると,「移転しました」の看板が。700mほど南に行ったところらしい。
移転した先は駐車場も広い場所が確保してあって,楽に止めることができた。
店の外で待ったいる人が30人くらいいたが,回転は良さそうだった。
10分くらい待って店内へ。店内でも少し待ったが肉ぶっかけうどん湯ぬきを注文。
さすがコシがあっておいしい。満足して善通寺へ。
さすがは立派なお寺。会場に入って開演を待つ。程なくして天野こうゆうさんと
小林啓子さんが登場。善通寺に関する話題,お大師さまの話題を取りまぜて
うたかたりは進んでいく。うたかたりを見るのは4回目だが,それぞれに違った
味がある。今回もそれを楽しませてもらった。
今回は姉を連れて行ったが,ファンになったようだ。
いつも思うのだが,知らない人に良さを伝えるのは難しい。だが,とりあえず
連れて行けばいくら口で言うより何倍も効果がある。
まさに,「百聞は一見にしかず」だな。
木曜日の無理がたたって,金曜日は何とか持ちこたえたものの,今朝は思い切り寝坊。
やっぱり疲れているんだなあ。
今日は法事もないので娘をピアノに連れて行く。その合間に車屋さんにいって
MRワゴンの車検をキャンセル。理由は,従兄の息子が就職するのでMRワゴンを
譲ってくれとのこと。元々車検を通してばあさんの足車にする予定だったが,
そういう依頼が来たので変更。
また,レガシィで行っていたのでその車検の相談もした。今のままではタイヤの
残り溝が少ないので車検に通らないらしい。そこでもうその車屋さんにお願いして
とりあえず思い切り安いタイヤをお願いした。
帰ってまた寝てしまっていた。やはり疲れているんだろうな。
4時前から娘の水泳教室に迎えに行き,そのまま米子へ。回転寿司北海道へ行く。
教え子ファミリーに出会う。やはり米子なら誰かに会うなあ。
というわけでつかれていた割には色々してしまった。
教員をやっていると,理想通りには行かないもので,少なくとも自分の場合に限れば
叱らないで一日を終えることはまずない。といっても,あくまで叱る。
怒りに燃えてということもないことはないが,これは年に数回。もっとも,頻繁だと
クラスが危険だと思う。コントロール不能になって場合が多いからだ。
今回は前者。宿題などの忘れ物が続く子が多いのでお説教していた時の話。
自分「先生は叱ることはあるけど,みんなが嫌いだからじゃないよ。むしろ先生はみんなが大好きです。」
子ども「ええーっ!!」
自分「もちろん,チューするような好きじゃないよ。みんな自分の子どものようにかわいいよ。」
子ども「ああ,よかった(ホッ)」
自分「よく叱る人と,あまり叱らない人がいるけど,それはね,叱られることをしたからなんだよ。例えば,さっき○○さんを叱ったけど,それは,したことがよくなかったからなんだよ。」
○○さん「はい,わかってます。(キッパリ)」
自分「し,失礼しましたぁ!」
分かっているのか分かっていないのか,それでもこんなやりとりが楽しめるのは
担任冥利に尽きる。
明日,市教委の訪問がある。ぎりぎりにならないとエンジンがかからない性分なので,
色々な準備を今日行った。悪い癖だが,気づいたことがある。
ちぐはぐなのだ。例えば指導要録といって指導の記録を紙ベースで残すのだが,
今年,指導要領の改訂に伴い新しい書式が配布された。
今年から書式を要録に追加するわけだが,綴じ紐を通す穴が今までのものと
新しいものが合わない。でも,順番の関係で新→旧→新→旧と並べるため,
紐を通して表紙をつけるためだけ10分弱かかる。非常に無駄だ。
お隣韓国ではこの指導要録に相当するものは国が管理しており,web上で
入力するだけだそうだ。全国統一書式でデータの管理に気を遣う必要もない。
こうした紐を通すような時間は何も生み出さない。
よく「自分はアナログ派だから」と言う人がいるが,こうした状況について
どう思っているのだろうか?じっくり聞いてみたいものだ。
おっと,自分の準備の遅さを効率化とすり替えてはいけない。
それはさておき,とりあえず毎年ここで教室が仕上がる。また片付けを行うので
機能的になる。もっと早くしておくのに越したことはないが,仕方がないのなら
有効に使おうと思っている。退庁は日付が変わる直前。やれやれ。
教室で○つけや連絡帳の返事を書いていると子どもがわさわさ寄ってくる。
仕事にはならないのだが,それはそれで楽しい。
中学年の子どもというのは遠慮がないからいい。
「先生,私,漢字がすごく苦手だったけど,先生が出す宿題してたら得意になっちゃった。」
「私もそうー!1日に20行なんて大変!って思ってたけど,もう慣れちゃった!」
おいおい,うれしいこと言ってくれるじゃないか。
「そうでしょ?慣れるとたいていのことがへっちゃらになるんだよ。」
「うん,わかるー!毎週の漢字テストで点が取れるようになったからすごくうれしいよ!」
なんて素直なんだ!
毎週必ず漢字テストを行っているが,毎週決まってやるのはかなりしんどい。
だが,子ども達に自信を持たせるためにやっている。やめるわけにはいかない。
「それとねえ,今までは間違うと恥ずかしいから手を挙げられなかったんだけど,今はいっぱい挙げられるようになったよ。」
「うん,そう,私もそう!手を挙げているんだけど,先生がなかなかあててくれないよ!」
!!!
すまないことをした。知らず知らずのうちに指名が偏っていたのかもしれない。
反省である。その子どもには今度はあてるからがんばってアピールしてねと
頼んでおいた。
これを言うのにものすごく勇気がいったのかもしれない。だけど,こうした雰囲気の
中で自然に思いが言えたのならそれもまたよし。思いが言えるような雰囲気作りを
心がけること,そして普段からもっと子どもが何を考えているかに神経を
集中させようと思う。今日はいいことを教えてもらった。
昨日,出張の関係で早く家に帰っていたら,車屋さんから電話が入った。
「現行型のフィットのいいのが入ったんですが,見に来られませんか。」
時間があったので行ってみることにした。黒のフィット。平成21年式。
自分のオーダーは1.5リッターの手頃な車で値段は50万から80万程度というもの。
このフィットは乗り出しが120万弱。でも確かにものはいい。
よかったら乗ってくださいというので乗ってみたが,
動力性能が少しおとなしい点を除けば悪いところを見つけることができなかった。
しかし,セカンドカーにするには贅沢すぎた。他に手頃な車が欲しい人がいれば
間違いなくおすすめだ。ただ,自分の足車のイメージとは合わなかったということ。
車屋さんに自分のイメージをもう一度詳しく伝え,また探してもらうことにした。
震災の影響で新車よりもすぐに手に入る中古車で手頃なものから売れてしまうらしい。
そのため,中古車相場が上がっており,今はあまりいい時期ではなさそう。
でも,車検も来るし,替え時ではある。
岡山県総合教育センターの標記の研修講座に参加させていただいた。
午前中は文科省から出されている教育の情報化に関する手引を元に解説を受ける。
こうして公的に推進されているということを自分だけでなく,多くの先生に
知っていただかなければと思った。未だに自分は得意ではないからなどと言って
こうした情報化に取り組もうとしていない先生も少なからずいる。
難しいことではないのに難しいと思い込んでいる。何とかしたいところだ。
午後からは
玉置崇先生の講座。前々から本を読ませていただいたり,ご活躍は
知っているつもりだったが,実際の講義はエネルギッシュだった。
もっと冷静で理論派というイメージであったが,熱く語り,失敗も恐れないという
豪快さがあった。もちろん冷静で理論的なビジョンがあってのことだと思うが。
グループウエアの活用に多くの時間を割かれていたので質問したいこともあったが,
時間がなさそうだったので断念。惜しいことをした。
充実した研修を受けることができた。
今日は娘の陸上の応援。久しぶりにこんな休日。陸上は昼までだったので,
色々店をまわろうと計画。
お昼ご飯は津山に新しくできたナッシュカリー。
ナッシュも色々とバリエーションがあるようだ。ちなみに津山のナッシュは
カフェ風の店構え。メニューも全店統一なのかは分からないが,10年前くらいとは
メニューも違ってきている。ラッシーなどはあった。
ルウ(ペースト?)やサフランライスはナッシュそのもの。おいしくいただいた。
ナッシュで見たタウン情報おかやまにおいしそうなスイーツの店発見。
のんびり岡山方面に南下することにした。
余談だが,6月号のタウン情報おかやまには森のガイド役で従兄が紹介されていた。
53号線をそのまま走ってもおもしろくないので,柵原を通って吉井川沿いに南下。
普段走ってない道なので,楽しくドライブ。嫁さんと子どもは爆睡。まあいいや。
スイーツのお店は岡山・内山下にあるスーリィ・ラ・セーヌというお店。
たぶん一人では絶対行かないだろうお店。客層もまちまちなので,以前からある感じ。
セレブなお店といったらよいだろうか。小ぶりだが,味はとてもよかった。
媚びてないというか,こういうのを上品なおいしさっていうんだよと教えられる感じ。
夕食までは時間があるのでビックカメラによってMacを触る。
Macのお兄さんに親切に教えてもらう。
なんだかiMovieの体験デモがあるというので参加してみると,さすが洗練されている。
ただ残念なことにタッチパッドの扱いに慣れていないためにうまく扱えなかった。
しかし,使える実感はあった。自分で自分の背中を押している。
たぶん,いや,絶対買いますMacBookAir。
しばらく時間がつぶせたので夕食へ。娘のリクエストでお寿司。
行き先は津高のイズミヤの前のいわ栄。
しばらくくら寿司やスシローばかりだったので,ネタのおいしさがよくわかった。
山陰の「北海道」と比べてどうだろう?というレベル。どちらも回転寿司としては
かなりレベルが高いと思う。とても満足したグルメな一日。
今日は完全offのつもりで朝温泉につかってから帰宅。
映画でも見に行くかと思って動き始めたところ,こんにちはとお客さんの声が。
どう見ても法事のお迎え。住職である父親も出てきて不思議そうな顔でたずねた。
「明日ではないんですか?」
迎えに来られた方は,
「法事,今日お願いしているんですが…。」
3秒考えて「私が行きます」と返答。すぐに用意して出発。
とりあえず無事にお勤め終了。
昨日の飲みがあったため,お酒は遠慮させていただいた。
帰ってすぐに出かける予定だったが,母親が
「4時にお客さんが来るから寺にいるように」
といって出かけてしまった。何て勝手なんだ。今日は完全にoffのつもりなのに。
予定を変えてもらうつもりでいたが,やはり疲れていたのと胃の調子が悪いので
横になっていたら寝てしまっていた。結局4時にお客さんをお迎えすることに。
用事が済んでやっと出かけられる状態になったのが夕方5時前。でも行くんだよ。
というわけで倉敷へ向かう。とりあえず「もしドラ」を見ようと思ったため。
映画が終わって一風堂でラーメン。辛いやつを頼もうとするもまた赤を頼んでしまった。
意志が弱いなあ。とりあえず完全offのはずが半日以上つぶれる羽目になった。
でもやりたいことは一応やったので少し気分転換になった。
もっとパアッと気分転換したいのだが。
今日の目的であるもしドラを見に行った。
といってもAKB48の前田敦子を見に行ったわけではない。
なぜならキャストは今日知ったばかりだから。
Amazonのおすすめでこの本がずっと紹介されていて気になっていたからだ。
いわゆるジャケ買いというか題名買い状態。
野球部が強くなるまでのくだりはよく描写できていたが,エンディングに行く前の
主人公(前田敦子)のやけっぷりはいささか無理があるような気がした。
またエンディングは安心できるものであったが,どんでん返しでもよかったのでは
ないかな,と思ったりもする。
また,主人公は前田敦子でなく,オーディションからあがってきた普通の
女の子っぽい方がリアリティはあるような気がするが,まあ,それはそれ。
娯楽として楽しめた。
今日は予定より1日遅れの運動会。よく晴れて絶好の運動会日和となった。
それに花を添えたのが,6年生の活躍。去年は状態が心配された時期もあったが,
今年,成長した姿を見事にアピールした。誰もがそう感じたことだろう。
組体操でなかなか塔が建てられなかった女子も,本番は見事なまでにきれいな塔を
建ててみせた。
「がんばっている自分達を見てくれ」
まるでそう言っているようだった。そしてそれは見事に保護者に伝わり,
保護者には立派な子ども達の姿に泣いていらっしゃる姿も見られた。
その裏には人知れず努力した担任の先生のがんばりがある。
その努力も今日の子ども達の姿と保護者の涙できっと報われたことだろう。
本当にお疲れさまでした。
担任している中学年の表現もすごく好評だった。指導してくれたのは4年生の先生。
今年かわってこられたばかりだが,その実力は折り紙付き。緻密な仕事ぶりと
柔を基本とした指導には多いに学ぶところがある。そして,ダンスの楽しさが
子ども達から伝わるような素材の選び方。見事だった。
いろんなところでつられて踊っている姿があった。
中学年の子ども達も本当に一生懸命,楽しく踊った。
指導してくださった先生に感謝。
低学年では1年生が入学して数ヶ月でものすごい成長を見せてくれていた。
これも担任の先生の力によるところが大きい。最近の落ち着いた指導が実を結んでいる。
ダンスの効果音も自分で工夫してつくり,イメージ通りのものを仕上げられたと思う。
それぞれの先生方が自分の持ち味を生かして指導をしておられた。
こうした力の結集が運動会を成功に導いたのだと思っている。
持論だが教育とは環境づくりだと思っている。直接指導することもあるが,
それと同じくらい大切なのが環境だと思う。子どもが一生懸命活動できる
環境を整えてやること。子どもががんばらざるを得ない環境をつくってやること。
それは大人にしかできない。
教員であれば学校における環境づくりに全力を挙げるべきだと思っている。
そんなことを考えた運動会だった。
夜は打ち上げ。しっかり飲んでいい慰労会となった。
今日が運動会のはずだったが,天候とグラウンドの状態を考え,明日に延期した。
練習も少なめとなり,結果的には体力的に楽になったと言えるかもしれない。
ただし,グランドでの練習時間は減っているため,本番にどう影響するかが心配。
担任している3年生も運動会に主体的に参加する意欲を持たせようと,
帰りの会を早めに済ませ,掃除やグラウンドの石拾いを指示。しかし,突然の通り雨。
早く建物に入るように大きな声で指示したが,雨の音で聞こえなかった様子。
こちらがびしょ濡れになり,迎えに行った。10分くらいの出来事だったが,
せっかくのねらいが台無しになり,残念。雨が恨めしかった。
運動会前日準備のはずが,雨のため中止となった。運動会本番も金曜日に延期。
保護者の方々にとっては仕事の休みを変えたり,弁当を2日連続で作らなければ
ならなかったりと,色々とご負担をかけることになるが,子ども達が少しでも
いい状態で演技するのを見てもらえるよう,苦渋の決断だった。
子ども達を帰して雨が止んでいるうちにテントを市の施設に借りに行った。
そのときは南の空には青空がのぞいていたのだが,9時前に帰宅する頃には
車が普通に走れないほどの土砂降りとなった。延期してよかったと少し安心した。