Macchin Weblog

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事務仕事は減らせ!

明日,市教委の訪問がある。ぎりぎりにならないとエンジンがかからない性分なので,
色々な準備を今日行った。悪い癖だが,気づいたことがある。

ちぐはぐなのだ。例えば指導要録といって指導の記録を紙ベースで残すのだが,
今年,指導要領の改訂に伴い新しい書式が配布された。
今年から書式を要録に追加するわけだが,綴じ紐を通す穴が今までのものと
新しいものが合わない。でも,順番の関係で新→旧→新→旧と並べるため,
紐を通して表紙をつけるためだけ10分弱かかる。非常に無駄だ。

お隣韓国ではこの指導要録に相当するものは国が管理しており,web上で
入力するだけだそうだ。全国統一書式でデータの管理に気を遣う必要もない。

こうした紐を通すような時間は何も生み出さない。
よく「自分はアナログ派だから」と言う人がいるが,こうした状況について
どう思っているのだろうか?じっくり聞いてみたいものだ。

おっと,自分の準備の遅さを効率化とすり替えてはいけない。

それはさておき,とりあえず毎年ここで教室が仕上がる。また片付けを行うので
機能的になる。もっと早くしておくのに越したことはないが,仕方がないのなら
有効に使おうと思っている。退庁は日付が変わる直前。やれやれ。
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Comments

山本隆章さん,コメントありがとうございます。本質から…というのはおっしゃるとおりだと思います。教員の本来あるべき姿は目の前の子ども達をいかによくするかが至上命題のはずなのに,効率化されていない事務仕事に忙殺されるという現状です。自分のまわりに限って言えば,変化を恐れてという部分(うすうすもうこれは変化しないといけないが,今何とかまわっているし,変化させると大変そうだからとりあえず自分がやっている間は今の方法で)とまわりの変化に気づいていないから変化の必要性を感じていない部分もあるように思います。

その結果,ご指摘の通りの状況が生まれると思います。
教育は国家100年の計といいますが,何とかしないとと思っています。自分にできることは少ないですが,それでも保護者の皆さんやこうしてblogを読んで下さる方向けに発信して,少しずつでも理解が得られるようにしたいと思っています。それが変化につながればいいと思っています。
Macchin | 2011/06/14 06:01
本質から段々と離れていく組織、日本にある殆どの現状です。先生なら生徒に教えることに時間を割きたいはずなのに。変化を恐れ硬直した組織、どうなるんでしょう。本当に目の前に迫った世界を想像すると恐ろしい気がします。
山本隆章 | 2011/06/10 09:12

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