法話会
去る17日、高野山真言宗 本山布教師でいらっしゃる小林徹秀僧正をお迎えして法話会を開催させていただいた。
小林僧正はこの春まで高野山真言宗 美作宗務支所長をされていた方で、今では第七地域伝道団の団長をしていらっしゃるとのこと。
だが、そうした肩書きとは全く関係なく、自分のようなものにも分け隔てなくお話くださる。実は小林僧正のご子息には以前からお世話になっており、夏に相談に小林僧正のお寺にお参りさせていただいたところ、法話会の依頼をご快諾くださった。
演題は「いのち分けあいしもの」。最初は時事の話題や自己紹介で会場の雰囲気を和らげ、次第に本題に入っていく。このとき、自分は笑ったあと、なぜだか涙ぐんでいた。
その理由が何となくわかった。それは、小林僧正のお言葉の中にあった。
「話すことを仕事にしている私が言うのも変だけれど、一番の布教って言うのはね、聞いてあげることだって言われたんですよ。そばにいるだけで癒される、そんな感じで。」
心がふっとゆるむ、そんな感じがした。それはたるむという訳ではなく、心地よい心の状態をもたらされたという感じ。日々の法務と学校勤務に追われ、自分で決めたこととはいえ、かなりのがんじがらめの中で緊張状態の連続だった自分の心が、ふっと軽くなった感じがした。
また、この法話会を開催させていただくにあたっては、密教婦人会が芋煮とおにぎりの接待を計画してくれ、開催にあたってたくさんの会員が参加できるように声かけと迎えの手配までしてくださった。
まさに多くの方のご協力によって開催することができた法話会。本当にありがたいと思わずにはいられなかった。
小林僧正はこの春まで高野山真言宗 美作宗務支所長をされていた方で、今では第七地域伝道団の団長をしていらっしゃるとのこと。
だが、そうした肩書きとは全く関係なく、自分のようなものにも分け隔てなくお話くださる。実は小林僧正のご子息には以前からお世話になっており、夏に相談に小林僧正のお寺にお参りさせていただいたところ、法話会の依頼をご快諾くださった。
演題は「いのち分けあいしもの」。最初は時事の話題や自己紹介で会場の雰囲気を和らげ、次第に本題に入っていく。このとき、自分は笑ったあと、なぜだか涙ぐんでいた。
その理由が何となくわかった。それは、小林僧正のお言葉の中にあった。
「話すことを仕事にしている私が言うのも変だけれど、一番の布教って言うのはね、聞いてあげることだって言われたんですよ。そばにいるだけで癒される、そんな感じで。」
心がふっとゆるむ、そんな感じがした。それはたるむという訳ではなく、心地よい心の状態をもたらされたという感じ。日々の法務と学校勤務に追われ、自分で決めたこととはいえ、かなりのがんじがらめの中で緊張状態の連続だった自分の心が、ふっと軽くなった感じがした。
また、この法話会を開催させていただくにあたっては、密教婦人会が芋煮とおにぎりの接待を計画してくれ、開催にあたってたくさんの会員が参加できるように声かけと迎えの手配までしてくださった。
まさに多くの方のご協力によって開催することができた法話会。本当にありがたいと思わずにはいられなかった。