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少年

年末のお参りは土日を使って毎日行っている。今日も印象的な出来事があった。娘と同級生のその少年は以前から礼儀正しく接してくれるので法事で紹介したりしていた。法事で紹介した理由は、彼の祖父が亡くなって49日をお勤めする前、運動会に娘の応援に行ったところ、彼が自分を見つけて駆け寄り、「お葬式ではお世話になりました。49日ではまたお世話になります。」とペコリと頭を下げたからだ。
そこに彼と彼の祖父との間の関係性が窺われた。
彼は今日も自分がお参りに来たのに気づいて、出てきてすぐに挨拶をしてくれた。彼は無邪気に自分の娘のことを聞いたり自分のことを話したりした。「またおじいちゃんの1周忌が来るね。」と話すと、彼はまた「よろしくお願いします。」と礼儀正しく話した。そんな彼の姿を見ておばあちゃんは目を細めていた。またおばちゃんはこうも話した。「おじいちゃんはこの子のことをとても気にかけていました。本当に可愛がっていたんです。」と。
生前のこうした関わりが亡くなってもなお残された人々に影響与える。そう強く感じさせてくれる出来事だった。
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Comments

r_mさん、コメントありがとうございます。
こうしてブログに残すという事は珍しいということなんでしょうね。この家は確かに親子3世代での同居でとてもつながりの強いお宅です。
世の中の責任、そういうことなのかもしれませんね。ただ、私たち親の世代が世の中とか自分以外の何かに責任を転嫁することはできませんね。やはり子を持つ親として、主体的に関わらなければいけないことだと思っています。
Macchin | 2014/12/21 22:51
お仕事おつかれさまです。
この少年のお話… 昔の田舎世界なら、どのお宅でも、どの子でも、こういった成長が見られたと思うんですが、今は、「美談」というか貴重な存在に思えてしまうんですよね。
 やっぱり、祖父母との同居が減ったこと、親戚との生活上のつながり支え合いが薄くなったからかな〜〜 
 それとも…それらは言い訳で、本当は、立派になれ、がんばれ、成長せよと無理矢理子供をせかしている、世の中全体の責任なのかもしれませんが。
r_m | 2014/12/21 09:35

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