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教え子の出演するコンサート

に招待された。
ダウン症の子どもたちが集まって結成されたバンドである。
前任校に転勤してすくに担当したクラスにいた子で,
その年特殊学級ができたばかりで親御さんにはとっても戸惑いがあったことだろう。
しかし,特殊学級の先生の適切な指導のもと,その子はしだいに落ち着いていった。
もちろん自分も親御さんとのつながりを深めようと努力したつもり。
その子が小学校を卒業して中学生になっても町で見かけると手を振ってくれた。
久しぶりに再会した子はもう17歳。すごくしっかりして見えた。
演奏を中心になって行う姿に感動した。
演奏もとても上手。自分なんかではとても追いつかない。
毎日お母さんと練習しているのだという。
ねばり強く指導されたのだろうということは容易に想像できた。
5人構成のバンドのメンバー一人ひとりがすばらしい演奏を聴かせてくれた。
第1部が終了した後,第2部はゲストのグループが演奏し,
第3部ではまた教え子のいるグループが出てきた。が,教え子の姿がなかった。
司会の方が,体調が悪くて奥で休んでいると紹介した。
しかし,2曲目から出てきた。実はかなりの熱をおして出てきているということだった。
でも,咳き込みながらも一生懸命歌ったり,演奏している姿に涙が出そうになった。
ずいぶん成長したんだなあ。
こうした成長を目の当たりにできるのも教師の喜びであるとつくづく思った。
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