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交流会2日目

2日目は交流先の学校が手配してくれた国交省の船に乗せてもらい,クルージング体験。
港湾関係の津波防止に関わる事業の説明。山の子どもたちには少し遠い内容だったが,
実際に防波堤ができる仕組みなどを見せてもらうとその大きさに驚いていた様子だった。
子どもたちは船から見る景色を見るだけでも満足だったようだ。
自分は興味の向くまま担当者の方にいろいろと質問をぶつけてみた。
防波堤設置の時に狂いの無いように設置するこつは?とか,
多額の税金を投入して防波堤を設置するのだが,住民の理解は得られやすいか?など。
やはり,大変な苦労があるようだ。自分にとっても大きな学びとなった。
次は,えさやり体験。先の写真にあるようにカンパチと鯛のえさやり。
養殖漁業をするにあたっての工夫や苦労があることを教えて下さった。
台風で生け簀が流されたり,病気が出て生け簀が全滅してしまったりなどの
リスクがあるそうだ。もしそうなってしまうと,今までにかけた費用が
回収できなくなり,大変な損害になってしまうそうだ。
また,養殖法が確立し,安定して供給ができるようになると,魚の値段が
値崩れしてしまうことも教えてもらった。また,農業と同じく,良い機械を入れると
効率は上がるが,その維持費がかさみ,利益を出しにくい構造になってしまうなど,
難しい問題もある。そんな話を聞きながら,いよいよ鯛釣り。
体調30cmはあろうかという鯛をこちらの参加者の数だけ釣らせてもらった。
正直,市価どれだけするのか分からないが,かなりのビッグプレゼント。
というのも,これは,うちの学校の参加者へのお土産なのだ。
去年も参加して思ったが,正直すごい。すごすぎる。
最後の鯛を釣る頃,大粒の雨が横殴りに降ってきた。大急ぎで帰ったが,
全身ずぶ濡れ。こんなこともある。だが,子どもたちも興奮気味に
この体験のことを話していた。やはりインパクトのある体験だったと思う。
休みがないのは正直つらいが,行った人だけが分かる体験ができるのも確か。
冬にはこちらが迎える番。しっかり準備しておきたい。
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