Macchin Weblog

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話す

放課後に同僚の先生と話し込んだ。今までのやり方で本当によかったのか,
もっといい方法があったのではないかと迷われている様子だった。
自分から見るといつも元気でがんばっておられるその先生は,常にベストを尽くして
子どもたちを高めようと努力し続けておられた。そんな姿に見習いたいと
思うくらいだった。でも,その先生にとってはまだ何か足りないと思って
いらっしゃるようだった。だから,自分の考えを話させていただいた。
今,ベストを尽くして取り組んだならば,必ず今年の成果として何かが残っている。
次の年は,それをベースにして今年以上の成果を残していけばよいのではないか,と。
どうしても今すごい成果を出している先生と自分を比べてその開きに自分の無力さを
感じることもあるが,そのすごい先生だって,やはり最初からそうだった
わけではない。きっと苦しんだ時期があって今がある。自分たちも去年より今年,
今年より来年と積み上げていけば,やはり進歩を続けることができると思う。
と話した。もちろん自分も同じことで無力さを感じることがあるから,
同じ目線で話させていただいたつもり。
すっきりしてくださった様子で何より。
何でもいい。誰かの役に立つことができたら自分の助けにもなる。
今日は自分も元気をいただいた。

教育の現場は,こうしたやる気を持った人々の見えない努力によって
支えられている。もちろんそれがすべてではないが,結構大きな割合を
占めているような気がする。
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