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中部方面隊50周年記念行事

自衛隊中部方面隊創隊50周年記念行事に招待されたので行ってきた。
9月のはじめ頃,うちの寺に大変よくして下さっている陶芸家の先生の誕生会に
いったとき,自衛隊の幹部の方々がお見えになっており,そのときに自分が
教師であり,僧侶であることを知ると,ぜひ,自衛隊の今を見ていただきたいので
招待しますよと言って下さっていた。それを受けて伊丹市にある自衛隊中部総監部を
訪問した。毎年,地域に開かれた祭りとして公開されているようで,模擬店なども
多く出店していた。その目玉として自衛隊の日頃の訓練や自衛隊の装備や車両を
公開している。その観閲式では大阪府の橋下知事をはじめ近府県の知事が招待され,
挨拶があった。普段からの災害救援業務や,近隣諸国の情勢から自衛隊に求められる
意義について異口同音に唱えられていた。戦闘訓練の様子も公開され,
場所の設定もとても迅速に行われ,さすが訓練された精鋭だと感じた。
また,戦闘訓練を見て,日本では必要ないと思われる人もいるかもしれないが,
必要ないことが望ましい,しかし万が一あった場合は誰がこの国を守るのか
ということを考えさせられた。万が一のことがあった場合組織的に行動できる
のはこうした組織だけだと実感した。そして普段の訓練の成果は台風や地震などの
災害時に遺憾なく発揮される。戦闘部分こそないが,重機や特殊車両を駆使して,
組織的に被害者救済や道路などの復旧にかかる。また,国際人道支援でも活躍中だ。
最後に音楽隊と大砲のコラボ「序曲1812年」が演奏された。ザ・ベストハウス
だったと思うが,あり得ない楽器という感じで紹介されていた。演奏に合わせて
大砲の空砲が発射される。看板には「耳をふさいで下さい」の文字が。
確かに大迫力だった。その後会食会で先日お会いした幹部の方と話させていただく
機会があった。こちらが何も言う前に,丁寧なお便りありがとうございましたと
言ってくださった。おつきあいはものすごくたくさんの方とされているはずなのに,
そういうことにまで配慮して話されるということに感動を覚えた。こういう方々が
国を守るという仕事をされているのだということを肌で感じることができた。
銃器がある,武器があるというだけで,戦争をやるのではないかという短絡的な
論調もあるが,全く違う。いざとなったら体を張って守るのだ,我々の活動が
国民の幸せにつながるという信念のもとに動いておられる崇高な理念によって
動いている。そんなことを少しでも多くの人にわかってほしいという思いで開かれた
イベントなのだと思った。
行進橋下知事
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