Macchin Weblog

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出張2連発

25日、26日は2日とも出張を入れた。寒い中急いで出勤するより出張して勉強させてもらおうと考えたからだ。実際その目論見は正しかったと思っている。
自分の場合、年休が足りなくなることがあるため、朝ゆっくりしてから出勤するという事は考えにくかったからだ。実際に24日には葬式があり一日お休みをいただいていた。休業中の計画を出す時点では葬式がいつ入るかは想定できないため、こうして出張入れることがある。
このような事情はあるものの、やはり出張に行くと学びがある。1日目は情報教育。2日目は学力向上についてだった。
1日目の講師の先生はICTのCに着目せよというお話だった。Cとはコミニュケーションのことであるが、教室にいくら最新鋭の機器が入ったとしても、それが子どもの学びにつながらなければその機器が導入される意味はないということだ。自分ももちろんICT機器の導入を推進している立場だが、その視点を常に意識しているつもりではある。だが、改めて全国のトップレベルで研究をされている先生からお話を伺うと、その方向は間違っていないのだと安心することができた。
2日目は、学力向上について必要な事は、何か特別なことをするのではなく、効果が出る仕組みを作り、徹底することだということがわかった。
たとえば時間通りに授業を始める、挨拶や靴箱の整頓をきちんとさせる、机の上の教科書やノート、筆箱の置き方がきちんと決まっているなどの極々当たり前のことがきちんとできるようになり、学習の環境が整っていることがまず第一で、そこからわれわれ教師が子どもにわかる授業を展開し、そして分かるまで粘り強く指導すること。それを徹底させること以外に学力向上はないということを改めて再認識させられた。
この当たり前のことが必要不可欠であることは教員なら誰でもわかることである。だがそこが難しい。実現させるために校内の組織、校外の組織を見直したり整備したり、またそこに関わる人々の意識をどのように改善していくか。そこが課題だと思った。
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