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祖母の家に

忙しい一日だった。
午前中は修業時代お世話になった方の1周忌。
午後から祖母がストーブがつかないと困っていたので祖母の家に行く。
どうやら昨シーズンの灯油で燃えにくかったのと芯がすすけていたようだ。
から焼きをして何とか解決。でも,一人暮らしの老人の大変さをかいま見た気がした。
母方の祖母なので,母方の実家にすんでいたのだが,一人暮らしが気楽でいいと
以前うちが家族で住んでいた家に一人で暮らしている。正月や盆など
たまにやってくることがあるが,花が気になるとか,一人の方が気楽だといって
すぐに帰ってしまう。身の回りのことはできているので今のところは大丈夫だが,
やはり一人だと心配だ。自宅から祖母の家まで車で30分かかるからだ。
だから,なるべく一人暮らしの老人が生活して行くにはもっと
ユニバーサルデザインの考え方が必要だななどと考えて車を走らせていた。
次に修復が完成したPCを依頼された先生のお宅に届けて設定などの作業していたら,
事件は起きた。
行き先を嫁さんに言っていたので電話が入った。
なんと,祖母の家の前が火事だという。
祖母は近所の家に避難して無事だが,避難している家も類焼に備えて
荷物をまとめている最中だという。とにかくそこに行ってくれということで
祖母の家に急行。といっても大雪で路面は凍結。マイナス5度という悪条件。
行ってみると祖母は不安そうにようすを見ていた。寒いので避難した家にはいるように話す。
自分は祖母の家の火の元の状態を確認するために家に近づいた。
消防の人たちが放水していた。火は出ているように見えなかったが,煙は出ていた。
温度が高いので,放水をやめるとすぐに火が出るのだという。
家の中に入り,火の元の安全を確認し,祖母の元に戻った。やや興奮気味である。
間もなく母親も到着。母親の方が動転していたので落ち着くように話す。
しばらく様子を見ていたが,とりあえずは類焼の心配がなく,
このままでは野次馬状態になるので帰宅することにした。

火が起きてからはできることはほとんどない。いかにして火を出さないかが重要だと思った。
火事が起きた家とて起こそうと思ったわけではないはずだが,失うものの大きさを考えると,
防火対策はしてもし過ぎることはないと感じた。
我が家もきちんと考えていかなければと思った。
いろいろあって疲れた。
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