Macchin Weblog

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全身全霊

マイナス思考の子がいる。
遊び方が下手で,すぐに極端な例を引き合いに出し,友だちを責めたり,
自分が落ち込んでしまう。
今日も友だちの遊びに入るとき「よして(入れて)」と言わないまま
参加しようとして,うまく入れなかったことを相手のせいにして固まってしまっていた。

すべてマイナス思考。「学校になんか来ない」「自分だけ仲間はずれにされた」
そこから抜け出せない。自力では抜け出せないのだ。
そこから引っ張り上げる作業に全力を傾ける。
まさに真剣勝負。言葉ではなく,体すべてから発するオーラのような
もので伝えるという感じ。こちらもそのくらいの勢いでないと,
固まっている子の気持ちを溶かせないと思ったからだった。

なんとかその子も考え直してくれた。
もちろんこのできごとですべては変わらない。
もしかしたらまたすぐに繰り返すかもしれない。
しかしそこでこちらがひるまないこと。
そこでまた次に指導のチャンスが生まれる。

進歩を信じる。
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Comments

hironさんとやんくみですか・・・・なんかかさなるかも(笑)
いや,メガネの奥の眼力もさることながらそこを流れる精神のことですよね!
Macchin | 2006/06/05 23:20
私は絶対に味方だというメッセージを送り続けながら日々の適切な行動を褒め、悪かった部分は絶対に許さないという態度で短くしかり、その場の適切な行動を教える・・・・私のお手本は、「ごくせん」のやんくみでした。(笑)
3月の成長が楽しみですね。担任としては大変だと思いますが、うらやましく思います。
hiron | 2006/06/04 23:56
hironさん,ありがとうございます。実のところどのような手だてがいいのか,「これだ!」というものを見つけるのは難しいですね。ソーシャルストーリーなども試していますが,よい状態の時のふるまいは確かに効果が見られ明日が,悪い状態の改善というのはなかなか目立った進歩になっていないというのが現状です。ただ,去年から持ち上がっているので,去年と較べてみると進歩してるんですけどね。でもそれは,指導というより本人の成長かもと思っています。まだまだ修行中ですね。救いは,保護者の方にありのままを話してそこを理解してくださっているので,重たいものを抱えているという印象はないことです。
Macchin | 2006/06/04 07:26
構成的グループエンカウンター、ソーシャルスキルなど、具体的な場面で呼びかける子はどんな風に言えばいいのか、受け止める子はどんな風に返事を返せばいいのか、練習が必要な時代になってしまいましたね。
すねる子に向き合っていくのはたいへんですが、いつかわかってくれることを期待しています。がんばってくださいね。
hiron | 2006/06/03 23:46
おおっ!BJさん書き込みありがとうございます!
一足飛びに一流の教員にはなれませんが,最低限今自分の持っている力で子どもと向き合わなければと思ってやっています。
今私がblogでつながっている方々はどなたも一流の方ばかりです。その何パーセントかでも吸収すべくがんばっています。
mixiの方でもまたコメントさせていただきますね!!
Macchin | 2006/06/03 22:22
生徒と言っても人と真剣に向き合うのは大変でしょうね。
頑張ってください!!。
教師運のめぐまれなかったBJでした
BJ | 2006/06/03 10:48

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