Macchin Weblog

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娘の涙

学校から帰るなり,娘がつらそうな顔をして出てきた
「ハルカちゃんが死んじゃった!」
買って1週間とちょっとになるハムスターのこと。
2階が暑すぎたのがいけなかったのかなあ,と一生懸命考えている。
お墓をつくって埋めてあげようという話になった。
我が家の先祖が眠る墓にいって小さなお墓をつくった。
娘は冷たく,かたくなったハムスターをそっと穴の中に入れた。
土をかけて,埋めて,二人で手を合わせた。
5歳の小さな子どもでも,愛するものを失った悲しみで声を上げて泣いていた。
わがままや,やんちゃで泣いているのとは全く違う表情だった。
そうした娘の姿にこちらも思わず涙が出た。

しかし,こうしたできごとから命の大切さ,かけがえのなさを知り,
心が育っていくのかもしれないと思った。
娘を膝の上にのせ,真向かいになって娘にわかるように
命の大切さ,残された自分たちがどうすべきかを精一杯の思いで話した。
人としてまっとうな感じ方,生き方ができるよう
折に触れてかかわることが,親として今できることではないかと思う。
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