Macchin Weblog

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形をのこす,想いをのこす

表題の講演会が高野山真言宗備中青年教師会の主催で行われた。
エイサーあり,声明あり,映像ありのオープニング。その中に使われていた映像は
会長が住職をされている高蔵寺施薬殿が建立される様子や青年会の僧侶が
高野山の山々を歩く姿が映し出されていてとても印象的だった。
メインの小川棟梁と作家の塩野米松さんの対談では,建物に対する思いと,
後進を育てるための生きた言葉を聞くことができた。
小川棟梁は法隆寺を手がけた有名な宮大工の唯一の内弟子。
「あえて事細かに教えない。気づかせるのだ」
「執念のものづくりが必要だ」
など,印象的な言葉が続いた。
自分は先日教える必要性について書いた。やはりそれは必要だと思う。
自分たちの仕事として教えた後に子どもたちがいろんな場面で気づくことが
できるようにしてやらなければならないと思った。
いい学びができた一日だった。
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Comments

r_mさん,コメントありがとうございます。うちは本堂周りの整備はほぼ終わっておりますので,講演会に参加するのは「想いをのこす」ということに軸足を置いた見方で参加させていただきました。また,高蔵寺様がFMくらしきから発信されている「拝!ボーズ」のpodcastを聞いていることから,行ってみたくなり,申し込みをしたら高蔵寺様からなるべくたくさんの方にきていただきたいという旨のお返事をいただきましたので,さらに人数を増やして参加となったわけです。
また,ご一緒させていただければ幸いです。
Macchin | 2008/07/01 05:40
 追伸:この研修会には貴寺の役員方もご一緒に参加されていた伺いました。
 貴寺もいよいよ、山中の諸堂の整備・改築に取り組まれるのでしょうか? 
 多くの人々が安心を得るための場所として、威容を改められ、発展されることを祈っております。
r_m | 2008/07/01 02:24
 研修会お疲れ様でした。高蔵寺施楽殿はこの冬の備中研修会でお邪魔し拝見しました。
 この日の小川棟梁のお話も、是非伺いたいと思い、研修会への参加を検討したのですが、午前の法事と、夕方の連町役員会に挟まれて、ぎりぎりの強行軍になるようでしたので、あきらめました。残念です。
 こんな時に「歳」を感じます。10年前なら、なんの不安もなく強行参加していたでしょうが(理論上は時間的に十分参加可能でしたので)、今回は、「疲れで、もし眠たくjなった…」等考えて、出発できませんでした。
 実際、この夜も同窓会等の雑用が入り、帰宅は2時過ぎでしたので、ここで無理をしなくて幸いだったのですが、なんか、歳とともに活動範囲が狭まるような悲しさを感じております。
r_m | 2008/06/29 17:03

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