Macchin Weblog

<< 2024/04 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
<< 本格的始動・・・だけど | main | 地区の卓球大会 >>

人を納得させるということ

最近??と感じる場面がいくつかあった。詳しく書くことは避けるが,
結局は「思いつき」や「思いこみ」によって判断をなされていると感じた場合,
相手は納得しないのだと思う。
つまり,全く脈絡のないところで非合理的であったり,的外れな提案をされたり,
「おまえは○○だろう」と全く真意とは違ったところで自分を値踏みされていると
感じたとき,自分は納得できないと感じる。
もちろん納得できないのは自分の主観が働くことであり,それがまわりから見て
全て合理的な判断とはいえないと思う。自分だってそうだ。よかれと思って
やったことが相手にとっては迷惑だったということがいくらでもある。
でも,大切なのは迷惑をかけないということより,そこから何を学ぶのか
ということになると思う。迷惑をかけたと感じたら大切なのは次の振る舞いではないか。
真剣に謝るもよし,ぐっとこらえて次に同じ過ちを繰り返さないよう
自分に重い課題を課すもよし。
同じ場面で言い訳を繰り返したり,その場を取り繕うことだけに執心したり,
開き直って笑ってごまかしたりすると,そこでその人の人間力を見抜かれてしまう。
いつも,その人間力を磨くためにどうすればいいのかを考える。
自分もたいがいいい加減な人間なのだが,人の評判は気になる性質である。
だから,なるべく目先の評判を追うことはせず,一人ひとりとしっかり向き合い,
「私は不得意なこともありますが,信用したあなたを裏切ることはしませんよ」という
メッセージが伝わればいいと思って人に接している。そのメッセージが
伝わったと人たちとは長いおつきあいをさせていただいている。
自分のやり方では一度にたくさんの人と仲良くなるのは難しいと思うが
これも性分に近いことなのでどうしようもない。この年齢になって,
変なこだわりが取れた分,そこまで気むずかしい印象は消しているつもり。
教員と坊さんをしていると実にいろんな人に会う。
考え方は人それぞれ。そこはどうしようもないこと。でも,大切にしたいのは,
「相手を大切な存在としてとらえているか。」結局そこに戻ってくる。
そこがあれば少々の違いなど問題ではない。納得もできる。
自分もどんな相手でも大切な存在ととらえられるようさらに磨いていこうと思う。
comments (0) | trackbacks (0)

Comments

Comment Form

Trackbacks