Macchin Weblog

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激論60分

国語の時間によく使う手なのだが,意見の違いを鮮明にしてディベート形式に
持ち込むことがある。内容は意味段落のとらえ方について。
それぞれの立場で,一生懸命自説を主張する。だから反対側の立場の子が熱くなる。
そして,内容に踏み込んで,教科書をしっかり読み,辞書を自主的に調べ,
だからこの部分はつながるとか,切れるという議論になる。
「先生,頼むからいわせて!」と何人もが体を揺さぶりながらせがむ。
時間の終わりは分かっていたのだが,切るに切れなかった。
熱心に議論に参加していた子は,時間が経つのも,チャイムが鳴ったことも
全く気づいていなかった。気がつけば60分経過。さすがに疲れてきたようで,
そこで区切りとした。ただ,課題になるのは,参加できない子への手立て。
約3分の2の子どもたちは参加したが,3分の1はほとんど目立った
活動ができていなかった。この3分の1の子どもたちを巻き込むには,
さらに班活動をうまく入れて,論点をその子たちにもきちんと伝えていく必要がある。
だいぶ整理しているつもりなのだが,まだ伝わっていないようだ。
普段から聞く力の向上を意識した取り組みが必要だと思う。
そのあたりを意識して,2学期に備えよう。
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