Macchin Weblog

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勝負

数日前から学級で気になっていることがあった。
それは,まわりの子がある特定の子にものすごく気をつかっていること。
不満はあるのに,まわりの子が何かがまんしている。相棒の先生と相談して,
近いうちにその状態を解消しようということになった。もちろんその状態になった時を
ねらい打ちするのである。その時でないとわからないと考えたからである。
その時はすぐにやってきた。朝の会で様子がおかしい子がいて,聞いてみると,
「誰かに後ろからけられたような気がする。」と。
「変な話だなあ。普通けられたと思ったらだれがけったか見るでしょう?」
「いや,わからなかった」
「そんなはずないよ。周りの子はどうしてたの?」とふってみる。
やはりいいにくそう。
そこで,詳しく書くことは避けるが単刀直入に切り込む。
そこから本音がどんどん出てくる。本来そうあるべきなのだ。
友だちに対して無用な遠慮をすることで自分の心にがまんが生まれ,
それはがまんをさせている相手のせいだということになる。
仲間ならばおかしいと思ったことをきちんと伝えてやるべきではないか?
時にぶつかることがあっても,それはそこで解決していけばいいじゃないか。
ということを話した。
年に何回かはこういう場面がある。
やはり,こういうときには大人がきちんと導いてやるべきだと思う。
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Comments

hironさん,コメントありがとうございます。
やはり,否定的な終わり方だけではどんどん沈んでいく子もいるので,最後はお互い思いを話せてよかったねと,どうしようか迷ったけど話してよかったなあ,と思わせる指導が必要ですよね。
私も,hironさんの親としての立場で書かれている記事を読んで,我が子がダメダメ感を感じるような指導になると,信頼関係すらおぼつかない状態になるなあ,と肝に銘じています。
教員の仕事って人間の心の問題を慎重に取り扱わなければいけないので「これでいいや」で終わらせられないところがいっぱいありますね。
Macchin | 2006/02/20 09:08
人数が少ないので、うちも同じ状況がよくあります。しかることとアフターケアの両方が必要なので、日々一番気を使っている部分かもしれません。
hiron | 2006/02/19 20:34

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