Macchin Weblog

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ルーツをたどる旅

今日は遠い(?)親戚の1周忌に香川まで行ってきた。土日1000円の影響だろうか,
行きも帰りも車はとても多かった。
さて,遠い親戚といっても自分の曾祖父の実家。自分は曾祖父には会ったことがない。
それもそのはず,父親が生まれる3年前にはもう亡くなっていたのだ。
しかし,今年度になってその親戚筋の動きが活発になり,行き来するようになった。
というのは,その曾祖父の実家を守るただ一人の人となっていたおばあさんが
昨年4月に亡くなっていたのだ。亡くなるまでの約11年間は体調を崩し,
実の妹の方がずっと面倒を見てこられていた。そのため,8月終わり頃から
行き来が始まっているのだが,このたび,1周忌を迎え,姓を継ぐ唯一の
流れとなっていた我々が位牌や仏壇を引き取ることになったのだ。
仏壇はいろんな人からお焚き上げすればよいのではという意見も頂戴したが,
実の妹さんのたっての願いでうちに引き取ることにした。仏壇の引き取りに関しては,
後日業者に頼むことにして,位牌と仏具を持って帰った。
それが知らなかったとはいえ葬式すら行くこともできず放置した形に
なっていたことへの誠意であると考えた。本当にそれがいいことなのかどうかは
分からないが,道義的に我々が先祖の世話をするべきだと考えた結果なのだ。
こんな例は日本中を探してもたくさん出てくるだろう。気がついた人は
やはり行動を起こすべきではないかと考えている。
我々は何か見えない不思議な力で守られていたり,お導きではないかと
感じる時がある。それは縁と言ってもよいかも知れない。
そうしたものを重んじる人は特にこうした先祖や神仏をまつることに
敏感になったほうがよいと思う。うまくはいえないが本当に実行している人は
救われているのだから。皆さんはどうお感じになりますか?
ルーツをたどってみて,そんなことを考えた。
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