Macchin Weblog

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鳥取県情報教育研究発表大会

午前中は年休を取って母方の祖父の三十三回忌へ。
自分が生まれたことをことのほか喜んでくれた祖父。
ものすごくかわいがってくれたらしい。自分の中ではかすかに記憶があるだけだが,
これまでほとんど欠かさず彼岸や盆にはお参りに行っている。
法要が終わり,親戚には失礼して,三朝西小へ。
ついてみると近くの学校が午前中で学校を切り上げてやってきていた。
こういう勢いが大切だと思った。
授業はそれぞれの学年で良く練り上げられていると感じた。
終わりのあいさつで校長先生が「情報教育って大切だ」と発言され,
教師の指導力向上につながった旨を続けて話された。
この発言を引き出すために相当の努力があったことは想像に難くない。
さすが田中先生!と拍手を送りたい。
本当にお疲れ様でした。

去年三朝西小の2年生と交流していた関係で,3年生教室にいってみた。
自分のことを覚えていてくれた子どもたちもおり,とてもうれしかった。
ポスターからメッセージを読みとるというもの。それぞれが活発に自分の意見を言い,
学習そのものを楽しんでいる感じがした。人数が少ない自分のクラスでは,
なかなかこんな雰囲気にならないので,教師自らが発言しやすい雰囲気作りを
していかないとなあ,と思った。
4年生では自分が考えたユニバーサルデザインに基づいたロゴマークを
班のメンバーに紹介していた。自分の思いや伝えたいことがはっきりしているから,
主張にぶれがなく,分かりやすかった。
自分の考えたアイデアに自信を持っており,価値ある学びをしていると感心した。
5年生ではCM作りのポイントを完田先生の教材CMから読みとるというもの。
著作権や肖像権に配慮するということ,許諾を得るということは,
そのまま相手の立場や人権に配慮するということにつながる。
これからの時代を生きていく子どもたちにはぜひつけておきたい力だと感じた。

パネルディスカッションではみなさんそれぞれの立場から明快に主張されていた。
さすがそれぞれの分野で日々研鑽を重ねている人たち。一つ一つの言葉に説得力がある。
自分がもらったキーワードは
「ねらいは明確か?そのための手だてははっきりしているか?」
ということ。

自分はどれもが中途半端に思える。言葉でわかっていても実行していく強さがない。
日々に流されている。1歩でも2歩でもいいから先を走っている人たちに近づきたいと思う。

実り多い会だった。
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