Macchin Weblog

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ADSL復活

2度もNTTの工事の方に来ていただいてダメとなると万策尽きたかとも思ったが,
使うこともないと思っていたノートPCのアナログモデムでネットに接続し,検索。
どうやらリンク切れ頻発に有効なのは,ノイズ対策のようだ。
といってもフェライトコアは電源にも電話線にも巻いているので残るは
ノイズフィルタかアースしかない。ノイズフィルタは結構高くつくので
アースをとってみることにした。実は使っていないテレビの接続端子につなげば
効果があると思ったのだが効果はなく,正式にアースをとってみることにした。
といってもモデムがあるのは2階。もちろんコンセントにアース端子もない。
うちは寺で,一度大きな雷が自宅を直撃して鬼瓦が落ち,瓦が壊れ,
配電盤が働いたにもかかわらず,電灯のスイッチが吹き飛んで焦げていたという
恐ろしい経験がある。その後寺の費用で避雷針をつけてもらっている。
避雷針の設置はとても厳密で,きちんと抵抗値が基準に満たないと
施工したことにならないらしい。これ以上ないアースだ。これが自分の部屋の
外をちょうど通っている。また,自分がスカパー!とテレビ線を電気工事店に
お願いしてコードを引き込む穴も開けてある。避雷針の導線にアース線をつなぎ,
その穴から室内に引き込む。そしてモデムに接続。モデムとPCを直結して
ログを見てみる。結果は大当たり。今まで瞬間的に192とか224kbps
は出ていたものの,
リンクが10秒と持たなかった。32kbpsというアナログモデム以下の速度でリンクしても
1分そこそこだったのが,288kbpsで全く切れない。特に変わったことは
していないつもりだったが,何らかのノイズが原因でリンク切れが頻発していたのは
間違いない。アースを接続したらこれほど変わるのがその証拠になるだろう。
それにしても288kbpsでもきちんとつながれば速く感じる。快適だ。
約500円のアース線の出費だけでこれほど改善するなら費用対効果としては上々。
ただ,あくまでも避雷針なので,光までの暫定措置にするつもり。
もし雷が入ったらモデム破損どころか,火事の危険すらある。
だが,こうした精密機器がある部屋にはアース端子は必須かもしれない。
これまでも雷で何台か機械がダメになった。それを保護する意味でも
アースは必要だと思う。部屋をリフォームしたり,電気工事をしてもらうときに
ぜひアースもついでにしてもらったらいいと思う。特にADSL遠距離の方にはおすすめ。
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