Macchin Weblog

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忙しかったけれど

今日は法事2件の合間に友だちの葬儀にお参りし,お勤めをさせていただいた。
時間的にはものすごく無理があったのだが,最初に受けていた法事のお宅に
事情を話して了解は得ておいた。どちらも理解して下さり,快く引き受けて下さった。
1件目の法事を済ませ,葬式の会場へ。もうすでに多くの参列者で会場の中に
入りきれない参列者の方々が玄関ホールにまであふれていた。
それだけ彼の死を悼む人が多かったということだ。
会社の上司と友人代表の弔辞がまた涙を誘った。自分も泣けてきた。
お勤めを終えると余韻に浸るまもなく次のお宅へ。
墓参りが終わる頃,寺から電話が入り,寺参りに何とか間に合いそうだ
ということで食事を早めに切り上げさせていただいて寺に帰る。
そこで読経をし,父から何かお話をということで彼への思いや彼が仏教に
興味があるといっていたこと,それをこの場でするようになるのは皮肉な運命だ,
宗教に名を借りてのテロなどあり得ないこと,そして残された子どもたちに
立派に生きてほしいと願うことを話させていただいた。

彼の母親が自分に挨拶をして下さる時に「もう,仕方がありません」といわれていた。
もう,どんなに願っても帰ってはこないのだと言い聞かせているようだった。
悲しい。あまりにも悲しい。こんなに理不尽な思いをされる人が
いなくなる世の中にしなければと思った。
自分にできることはあまりにも少ないけれど。
でもやらなければ。
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