Macchin Weblog

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スキー教室

今日は給食を早めに食べて,午後からスキー教室。近くのスキー場に行って
能力別に分かれて練習を行う。だが,これがくせ者。基本的に自己申告なので,
子どもによっては滑れると思い込んでいる子もいる。結局,思ったほど滑れない
という状況も発生する。このあたりは難しいところ。

今日は一般客はもちろん,中学生も高校生もいたので,リフトの前には長い列が
できていた。だからゲレンデも大混雑。うまくコントロールできなくて他の子と
ぶつかる子もいた。また,初心者の小学生の特徴として,止まれないのに前の子の
すぐ後ろを来て突っ込んでしまう。おそるおそる滑っているので,怪我の心配はないが,
やはりストックやスキーのエッジで怪我をさせるわけにはいかないので,
失敗を反省材料にしてまえの子との間隔を取らせたり,ゲレンデを横切るときには
上から滑ってくる人がいないかを確認することを教えていく。
また,自分は転んでもめったなことでは手を貸さない。言葉ではスキーを
谷側(斜面の下の方)にするよう指示したり,ストックのつきかたを教えたりはするが,
抱えて起こすようなことはしない。やるといつでもそれを頼りにするからだ。
それどころか少しグループを下の方に移動するようにして,本人がすぐに
起き上がれるようにする。というか起き上がってついてこなければいけない状況にする。
最近はこんな方法も人によっては非難されるのかもしれないが,長い目で見ると
早く上達するためのメンタルトレーニングなのだ。
事実,今日はリフトには2回しか乗れなかったが,2回目の終わりにはグループ全員が
自分の意志で曲がる方向も止まることも自由にコントロールできるようになった。
次からはもっとダイナミックに練習できると思う。ちなみに勤務校のスキー教室は
今日を含めて3回ある。毎年行うので,滑りに行かない子でも小学校を終わる頃には
かなり滑れるようになる。
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