Macchin Weblog

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老いは恐ろしい

今日は朝から問い合わせ。初盆について。
初盆と1周忌を兼ねる家から。どうしてもお墓に参って欲しいとのお願い。
どうにかやりくりして朝一番で納得してもらう。

次に時間をお尋ねになって予定時間を告げると,ずっと前からお願いしているのに,
こんなに早い時間では困るのでもっといい時間にして欲しいというお願い。
住職である父親が立てた予定表を見ると明らかに無理と思われるところが数カ所。
これはまずいと思い,何とか矛盾の無いように組み直し。5月の総会でも6月末に
やりますといっておいた内容なので少し遅れたが,やるなら今しかないタイミング。

15分の変更ならば,何とかいいですよと言われる。しかし,30分の変更を
お願いしたところにはいい顔をされなかった。そりゃそうだ。

毎年思うのだが,父親にはこうしないと問題が起きるので時間の約束はしないでと
毎年言っているのだが,忘れているようだ。決まって「頼まれたら断れない」
もう,お前やってくれと,丸投げ状態になる。
だから,最初からやらせてくれと頼んでいるのだが,法事や葬式の席で父親が
口約束で受けて,その記憶が曖昧なものだから,これまで何度となくおことわりの
電話やお詫びをしている。だから,父親に丁寧に今度からこうしてくれと
言っているが,注意されたこと自体が気に入らないので,言葉が入らない。

前はこれほどでもなかったのだが,やはり老いなのだろうか。
ならばお前がやればいいじゃないかというご意見もごもっとも。
自分が住職になって全部を引き受ければ自分が思うようにはなる。
でも,今の教員という仕事を投げ出してやる決心もつかない。
つまりはしばらくこういうジレンマを抱えながら仕事を続けていくことになる。

父親の老いに付き合いながら,その老いによって生まれる問題をフォローするので,
かなり老いについては恐怖感を持っている。

しかしながら40を超えて自分も衰えがあることにうすうす気づきつつある。
やはり老いは恐ろしい。
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