Macchin Weblog

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情報に飢える

新校舎に入って1週間になる。子どもたちはもうすっかり新しい校舎に慣れ,
ごく普通に過ごしている。でも行動が幾分違うこともある。
それは,図書室で過ごす子が多いということ。
新校舎から運動場へは旧校舎(既に立ち入り禁止)の外を回っていく必要があるので,
休み時間に行きにくくなったこともあるが,それ以上に図書室の魅力があるように感じる。
もっとも,今まで本が全く読めなかったわけではない。ただ,仮の校舎という性格上,
4月から先日まで,本は,教室や多目的教室という物置のような部屋に
半ば詰め込まれる形で保管されていたのだ。取り出せなかった本も多く,
読みたい本を探しにくい状況にあったことは確か。
新しい校舎の図書室は明るく,気持ちのいい空間だ。
オープンな構造のため暖かくはないが,
子どもたちが休み時間に本を読んだり,友だちとおしゃべりをするにはとてもいい空間だ。
本を取り出してうれしそうに読む姿を見て,今まで情報に飢えていたんだなあ,と思う。
やはり子どもの身の丈にあった情報ということでは図書室の存在は
とても重要だなと思った。
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