Macchin Weblog

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世界卓球

小学校,中学校,高校,大学と卓球を続けてきた。
強いわけではなかった。むしろ,中学の時は同級生の中で一番弱かった。
一応,レギュラーの端くれとして団体戦では全国大会にも出場させてもらった。
この世界卓球の放送の中でよく出ていた「王子サーブ」だが,自分は
中1のころから知っている。もう25年くらい前の話。実はこの放送の中で
紹介されている王子サーブの生みの親の娘さんとはその頃からの友だち。
この人が王子サーブを使って中2で全国優勝したのだ。
今では年賀状のやりとりくらいしかしていないけど,その頃のことは
今でもはっきり覚えている。目の前で見る王子サーブは本当にすごい。
野球の素振りのような音がするのだ。中学生の女の子がラケットを振る音でだ。
こうしたいきさつで世界卓球も思わず見てしまった。
今日の韓国戦で見せた福原選手は集中力の塊だった。
卓球をしていたというだけでおこがましいのだが,以前は物珍しさもあって
愛ちゃん,愛ちゃんともてはやされていた部分もあったと思う。
実際,大学生のころ,まだ,愛ちゃんに勝てると思った。5歳のころだから当然か。
愛ちゃんが中学生の頃にはスピードも並外れて,さすがにもうかなわないと思った。
だが,まだボールは軽かったように思う。でも今はそのスピードにパワーが加わり,
メンタルの強さも加わった。画面からも恐ろしいほどの気迫が伝わってきた。
技術に裏打ちがあるから攻めていける。勝負がかかった大一番を
数多く経験しているからこそリードされていても流れを引き込むことができる。
まさに押しも押されぬ日本のエース。完全に世界レベル。
マスコミ先行の感はもうしない。才能のある選手が然るべき場所で磨けば
世界で活躍する道が開けているという好例。しっかり応援したいと思う。
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