Macchin Weblog

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原典にあたる

原典にあたる,といっても学術的なものではなく,通勤中に聞いているカバーアルバムの楽曲の原典はどうなっているのかな?といった話。
中西保志の「Standards」シリーズや稲垣潤一の「男と女」シリーズはすべて持っている。
自分たちの年代にはツボにはまる選曲で,かなりおすすめなアルバムなのだが,
気に入った曲は,アレンジがいいのか,原曲にパワーがあるのかがわからないことが
あるので,原典にあたりたいと思っていた。iTunesStoreをいつもは使っているのだが,
AmazonもMP3ダウンロードサービスを始めたので試してみた。

Amazonの特徴はDRMフリー。

一つ買えば,携帯でもiPhoneでも車のオーディオでも使える。かなり便利だと思う。
DRMフリーとは,デジタル著作権管理技術によってコピーを制限する暗号化などの
措置が取られていないものを指す。確かにファイル交換などで違法に流されたものが
出回っていることもあり,業界内でも議論が起こるところかもしれない。
Amazon内部でも相当に議論が重ねられたに違いない。しかし,DRMフリーに踏み切った
Amazonの英断に拍手を送りたい。違法に流すものはこれからもいるかもしれないが,
全体のユーザー層からいえばごくわずかだと思う。
そのために大多数の一般のユーザーが不利益を被っている。
ダビング10などもその一つ。ダビング10になる直前に買ったHDDレコーダは,
かなり高機能な機種を買ったのだが不便で仕方がない。やはり著作権者の権利は
尊重しつつ,ユーザーの利便性を考えていくのが本筋であると考える。
そうした点から,今回のAmazonのDRMフリー化はいろんなところに影響をもたらすことを
期待している。

話が脱線してしまったが,ものと曲を聴きたいなあ,と思ったときにその場で音楽が買えるようになったのは,いいことだと思うし,いい時代になったと思う。
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