Macchin Weblog

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校内委員会

校内で特別支援(生徒支援・学力保障も含む)の委員会が立ち上がった。
今年の学校評価で,たとえば自分のように生徒指導担当が1人だと,
その提案が独りよがりに陥る危険性があることと,
校内でその提案の同意が得られにくいおそれがあったので,
指導の方向を決めるような部署には部会を作ることを
自分が提案していたのだ。
また,特別支援関係でなかなか取り組みに効果が現れず,
専門機関に相談したところ,「チームを作って指導体制を確立すべき」というアドバイスを頂いた。
至極当然の指摘であると思う。少人数でスタッフの少ないうちの学校では
なかなか実現しなかったのだろう。

これからこうした校内のシステムづくりにかかわっていくことになると思うが,
大切なのはうまくいくためのシステムづくりと,
システムを理解して同じ思いで行動できる「心」づくりだと思う。

この「心」づくりが一番難しいと思う。
それぞれ違った意見や個性を持ち,それぞれの理念を持って教育に取り組んでいるわけだが,
譲れない部分をどうすりあわせていくか。
私見だが,譲れない部分があって,自分のポリシーで突き進んで,
結果子どもが良くなればそれもありだと思う。
しかし,皆の協力が必要なとき,頑として自説を曲げようとしないのは,
単なるエゴに過ぎないと思う。

自分一人の主張だと,それこそ自分が全体を振り回しているという構図になりかねない。
だからこそ,チームで指導に当たるということは大切だと感じる。

この取り組みを成功させて,支援の必要な子にも,
まわりの子にも落ち着いて学習できる環境を作っていきたい。
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