Macchin Weblog

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校内ネットワークは

水道のようなもの・・・とは堀田先生の言葉だが,
実感することがあった。
今朝,2時間目が始まる前,教頭先生から,「今日からLANが使えないから。」えっ?
校舎建築のため,来年度は現在の校舎の半分を取り壊してしまう。
そのため,コンピュータ教室も現在のランチルームに間借りすることになる。
そのために現在図書室(兼コンピュータ室)に引いてある配線をそのままはずしてランチルームに移設するのだという。
でもその話,自分が春休みにするという話になっていたのだが。
いつ業者がすることになったんだろ?
まあ,自分が1人でするより配線のプロがやってくれる方が
はるかに効率が高く,仕上がりもきれいだということは間違いないのだが。
しかし,なぜ今日なの?
教頭先生は知っていたのか聞いてみると,「ぼくも今朝知った」とのこと。
業者の都合らしい。慌てましたとも。
今日は交流先の学校からの申し入れで,交流会の写真にキャッチフレーズを入れたので,
掲示板で見て感想をテレビ電話で聞かせてほしいということだった。
自分の教室には元々LAN配線が来ていなかったので,転勤してきてすぐに
校長先生に許可を頂いて図書室からのびている配線を利用して自費で無線LAN化していたのだ。
図書室からLANの配線が撤去されるということは
これからは教室でインターネットを活用できないことを意味する。
そこで考えた。新しい配線から無線LANまでバイパスする方法。
これはランチルームまで分岐する場所がなかったので
ハブをかませるところがなく,断念。
次に考えたのが,広域光ファイバー導入の際に敷設されたというケーブルが
図書室に天井から降りていたので,そのケーブルを利用するという方法。
以前そのケーブルに接続してみたことがあるが,反応がなかったので
どういう接続になっているのかわからなかったのだが,ケーブルは新しい。
こんな配線が導入されてから3年近く全く活用されてこなかったのも問題だ。
光ファイバーのラックからそのケーブルがのびていることを確認し,
ラックを見てみるとこのケーブルはどうやらルーターを介していない。
つまり,校内で利用しているプライベートアドレスでなく,
広域ネットワークのプライベートアドレスを振ってやらないとだめらしい。
シンプルに考えるとこのケーブルをルーターに直に接続してやることで,
とりあえずの急場をしのげることに気がついた。この時点で4時間目。
子どもを放っておいて作業をすることなど言語道断。
昼休みは委員会の子どもを指導することになっていたので,5時間目の交流に間に合わない。

結局授業には間に合わないと判断し,LANが利用できる職員室に子どもたちを連れてきて,
そこで交流相手校の作品を掲示板で鑑賞した。

もしそれでも間に合わなかったら,相手校の先生に事情を話して
延期してもらおうと考えていた。
何とか間に合って,テレビ電話で子どもたちが感想を話すことができた。
テレビ電話で映し出される映像に何人かの大人の姿が・・・
もしかして,先生,参観日か何かですか?
大当たりだったようだ。あと少しで相手校の参観授業を台無しにするところだった。

校内ネットワークは水道のようなもの・・・水道を止めるなら
事前に連絡があっただろう。ネットワークにはそれほどの注意が
払われていないということ。
今のところ校内でもこまる人はわずかなのだ。職員室でなく,
教室が使えないということで今回慌てたのは自分1人だったということ。

もっと活用してもらって,大切さを理解してもらわないと意識は変わらないと思う。
がんばろう。

ちなみにルーターにつなぎかえてみたところ,利用できることを確認。
明日からは今まで通り使える。やれやれ。
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