Macchin Weblog

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「高野山への道」上映会・法話会

今日は朝から準備の確認,そして隣のお寺の四十九日に出仕。
その後寺に戻って準備の最終確認。ある程度時間はあったが講師の天野住職様を
お迎えするまでに全く余裕はなかった。だが,ずっと尊敬している方にお寺に来て
いただいて表題の会を開けるという感激で,足が地についていないような感覚だった。
控え室でお接待をしているときも,面と向かってお話ができるという喜びを
かみしめていた。実際,講師紹介の時,自分がさせていただいたが,もっといろいろなことを紹介したかったのに自分が一番うれしいかもしれないと
しゃべってしまった。これは来ていただいたお客様に失礼だな。反省。
映画の上映が始まり,今までに送ってもらっていた別バージョンとの違いを
見つけながら映画を楽しませてもらった。音響も自分的にはうまくいったと
思っている。温度上昇を避けるため真っ暗にしない状態でスクリーンいっぱいに
画像を映し出してもきちんときれいに映った。これも最初のねらい通り。
法話会ではさすが天野住職様と思える内容。自分ごときが評価できるはずもなく,
ただただありがたかった。そして,期待以上の内容で自分の期待に応えて下さった。
最後にお互いが刺激しあって高めていきたいと私を引き立てて下さったこと,
感激で涙が出そうになった。それは,ただ引き立てて下さったことへの喜びだけでなく,
おまえもがんばれよというエールをいただいたと理解している。
きっとどうでもいい人にはそんなことは言われないはず。今が十分満足できる
レベルでなくても,きっと精進することによって何とかなると見て下さったのだろう。
もちろん会場を埋めた大勢の方々もきっとご満足下さったに違いない。
また,天野住職様おすすめの伽羅の線香を立て,来場の皆さんをもてなすことができた。
ある人から聞いたのだが,ホテルオークラには110以上のサービスがあり,
お客さんが見つけられるのは30程度なのだという。見えない心遣いが
お客さんの満足を生むのだという。まさにそういう心境で準備をしてきただけに,
この会を成功裏に終わらせることができて本当に満足だった。
この会を開催するにあたり,個人的に親しい人にも声をかけさせていただいたが,
都合をつけて来て下さった方に感謝。
自分に関わるすべての人,ひいてはこの世の人々すべてが幸せに過ごせるように
という思いを再び確認することができた1日だった。
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