Macchin Weblog

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いよいよ

1学期も残すところあと一日となった。すき間時間を使って国語と算数の
アンケートを採ってみた。算数は習熟度別の学習を取り入れているため,
どちらもおおむね満足感が高かった。ゆっくり考えたい子どもにとって,
たくさんのことを要求されるのは苦しいと感じるだろうし,速くたくさん問題を
解きたい子にとってゆっくり考えたい子に授業をあわせると物足りなくなってしまう。
その点習熟度別の学習は効果があるという結果になった。
一方一斉授業の国語では説明文の授業に注力し,意見の違いをもとに
どんどん読みを深めていくスタイルの授業を行ってきた。
話し合いに参加できる子どもは国語が好きだと回答した。
しかし,話の流れについていけない子にとっては,この授業スタイルでは
苦しいと感じていたようだ。めざす方法としては間違っていないと思うのだが,
こうした苦手意識を持つ子供のへの対処は今後必須であると感じた。
「楽しい」と感じつつ,力をつける。これが二学期からの課題だと思う。
また,苦手だと感じている子どもに共通してみられるのが,漢字,音読などの
基礎的能力がまだ十分でないという事実。宿題で漢字をさせるというレベルでなく,
漢字を活用できる状態にしたり,音読などもどんな文章を読んでも
最初からある程度よどみなく読めるようにしてやる必要があると思う。
これには読書量が関係していると思われるので,読書環境の充実なども
考えなくてはいけないな。課題は多いが,やりがいはある。
しっかり力を伸ばせるように手立てを考えたい。
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