Macchin Weblog

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形をのこす,想いをのこす

表題の講演会が高野山真言宗備中青年教師会の主催で行われた。
エイサーあり,声明あり,映像ありのオープニング。その中に使われていた映像は
会長が住職をされている高蔵寺施薬殿が建立される様子や青年会の僧侶が
高野山の山々を歩く姿が映し出されていてとても印象的だった。
メインの小川棟梁と作家の塩野米松さんの対談では,建物に対する思いと,
後進を育てるための生きた言葉を聞くことができた。
小川棟梁は法隆寺を手がけた有名な宮大工の唯一の内弟子。
「あえて事細かに教えない。気づかせるのだ」
「執念のものづくりが必要だ」
など,印象的な言葉が続いた。
自分は先日教える必要性について書いた。やはりそれは必要だと思う。
自分たちの仕事として教えた後に子どもたちがいろんな場面で気づくことが
できるようにしてやらなければならないと思った。
いい学びができた一日だった。
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