Macchin Weblog

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議論する楽しさ

最近,国語で班ごとに意見を根拠を示して発表し,話し合う授業をしている。
当たり前のことだが,ここがかみ合うと盛り上がってくる。
先生,国語がしたいですと授業をせがむ子どももいる。ありがたいことだ。
自分が大切にしていることは,一生懸命発表した内容には価値があるこということ。
一生懸命話し合っても,正解,不正解でくくられてしまっては,不正解をおそれ,
発表しなくなる。違いを浮き彫りにして話し合うからこそ価値があると話している。
実際,話し合う前と後では理解度がものすごく違う。もちろん話し合った後のほうが
深く,確実に読めている。議論して相手を論破したいというゲーム性が,
結果として子どもたちを本文に引き込んでいる。一生懸命読み,
友だちと意見をぶつけ合う姿はとても気持ちのいいものだ。
今日,前任校でへき地研究会があったので,参加させていただいて聞いた
岡山大学の黒崎先生のご講演で算数科においても,
話し合いの中でなぜそうなるのかを説明できるようになることが大切といわれていた。

自分も自分のスタンスで指導力を高めたいと思う。
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