Macchin Weblog

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うたかたりin笠岡

朝,出勤してからメールが届いているのに気づき,見てみると,高蔵寺のご住職様から。
うたかたりをやります。よかったら見に来ませんかという内容。うたかたりを
されることは知っていたが,週末のスケジュールを考えると無理だなあ,
とあきらめていた。でも,メールをいただいて気が変わった。今日行くことに即決。
笠岡のライブハウス萌に到着すると,早速ご住職様より,
「あなたに絶対聞いてほしかった」と言葉をかけてくださった。
とてもありがたいお言葉だった。自分のことを覚えていてくださること,
気にかけてくださっていたこと,本当にありがたかった。
うたかたりはフォークシンガーの小林啓子さんの歌から始まる。
優しくてそれでいて強い。素敵な歌声。聞き惚れてしまった。
続いて法話と歌とのコラボ。法話を聞いて,その法話を元に作った歌を
続けて聞く。すばらしい。法話で聞いたイメージを強化してくれる感じ。
法話を聞いて感じたこと,思ったことを歌を聴く間にさらに反芻する時間が
とれる。それがすばらしい歌声と一緒なので,その場にいる幸福な感じは
相乗効果を生み出していると感じた。
初めて聞いた月うさぎの法話は今,自分が考えていたこととつながって
とても心にしみた。「喜捨」という言葉について考えさせられた。
最初はそんな気持ちで動いていたのに,我欲によって台無しにしてしまった
痛い経験を思い出していた。最初にそうすると決めていたことは,
最後まで一貫して行わなければ全く完結しないのだということを
改めて気づかされた。
でも,それを無理矢理頭にたたき込まれる感じではなく,ご住職様の
優しい語り口と小林啓子さんの歌声によって,あくまで「気づかせてくれる」
という感じだった。本当に行ってよかったと思った。こんなチャンスを
与えてくださったことに感謝。
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