Macchin Weblog

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家族で

幸いなことに娘は学校閉鎖のおかげで感染拡大を免れ,長い休日を過ごしていた。
連休最後の今日,家族で出かけることにした。まずは自分の時計バンドの修理。
近所にネット販売もしている時計店があるので,そこでお願いする。元々その店で
購入したG-SHOCKなので頼みやすいのもある。バンドを留める割ピンが脱落し,
ピンもなくなってしまっていたので持ち込み。親切に他のゆるいところも
チェックしてもらい,また安心して使えるようになった。この店はリアル店舗の良さと
ネット通販の良さを両立している店だと思う。
その後,高速を使い,玉島へ。玉島高校東隣のラーメンあかりへ行く。
麺は極細麺,スープは豚骨の博多ラーメンスタイル。また,スープはこってり系で
なかなか好みの味。自分たちが入ってからどんどんと客が増え,並んでいた。
ここも同僚のsakachanさんお薦めのお店。おいしかったです。感謝。
倉敷市内方向に車を進めて,高蔵寺にお参り。先日も大変お世話になった
天野こうゆうさんのお寺。前回お参りしたときには工事中だったところも
完成しており,益々すばらしい様子だった。
その後,イオン倉敷に行き,映画「クリスマスキャロル」を見る。
内容の詳細については触れないが,キリスト教的法話の色彩の濃い映画だった。
3D,CGが表現力に花を添え,日本バージョンも作れるのではないかと思った。
伝えたいものがはっきりしており,そのためにハイテク表現技術を駆使するなら
それもいいと思った。ビジュアル世代の子どもたちに善悪の基準を教えるのに
大きな可能性があると思う。もちろん自分では作れないが,こうしたものが
日本人の宗教観や価値観に直球勝負を挑む作品が出てくるといいと思う。
天野こうゆうさんと一緒にラジオをやっていらっしゃる落語家で僧侶の
桂米裕さん(吉田宥禅師)は,以前うちの寺に講演に来て下さったとき,こんな話を
して下さった。「今,子どもたちの読んでいる昔話,民話というのは残酷だという理由でものすごく表現がやわらげられたり,書き換えられてしまっています。これでは,昔の人がその話の中に託した教えや知恵が生かされなくなってしまっています。これは何とかしないといけない。」
この映画は子どもたちに悪いこと,無慈悲なことをするとこんな結末となるということを
教えていると思った。伝えるべきをきちんと伝えるということはやはり大切だ
ということを教えられた気がする。

その後,先日やってきた沙美海岸に行き,午後のひとときを楽しんだ。
やはり波の音はいい。せかされるように過ごしてきた日常を忘れられるようだ。
こうして3連休の最後はゆったりと過ごした。
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